オセロ中島、芸能界復帰に意欲…母“奪還”語る (サンケイスポーツ)
http://www.sanspo.com/geino/news/20120306/sca12030605060000-n1.html
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お笑いコンビ、オセロの中島知子（４０）が自称占い師の女性（４３）に“洗脳”された騒動で、中島の所属事務所、松竹芸能は５日、中島が自宅マンションから連れ出されて別の場所で静養中であることを発表した。一方、中島の母親も同日、京都市内で取材に応じ、４日に中島と初めて会ったことを明かした。中島は「（芸能活動を）復活したい」と話していたといい、自称占い師については、母親は「裁いてほしい」と訴えた。
保護された娘の無事に、安堵の笑みを浮かべた。京都市内の自宅玄関前で、しぶしぶ取材に応じた中島の母親。最初は質問にうなずく程度だったが、徐々にうち解け、娘と会えたことに「うれしかった」と話した。
２月２８日夜に、自宅マンションから保護されたという中島。母親によると、関係者の説得には自ら出てきて、現在はカウンセラーとともに都内にいるという。その後、母親は４日に初めて対面。激太りがウワサされた体形はふっくらしていたというものの、「大丈夫です」と苦笑い。
父親も含めた親子３人で食事したのは一昨年の秋以来。都内のホテルのレストランでフランス料理を食し、「（娘は）おいしいと言っていた。何でも食べてました。家では粗食でしたが、変わってしまった」。食事中に中島は「みなさんに迷惑をかけて申し訳ない」と話していたという。
自称占い師の女性には会っていないというが、占い師の家族はまだ渋谷区のマンションにいるのではないかとも指摘。“洗脳”については「私は（感じ）なかった」といい、しっかりと話したという。完全に自分を取り戻したかどうか聞かれると「日にちが薬でしょうね」と答えた。「中島が占い師について何か話していたか」と聞かれると、首を横に振って両手で「×」を作った。
芸能界復帰については「意欲がありました。『復活したい』と言ってました」と明らかにした。今後については「本人と話をしないと」。占い師に対して母の気持ちを聞くと、「裁いてほしい。みんなのためにも」と語気を強めた。
中島は自宅マンションの家主である俳優、本木雅弘（４６）から家賃滞納などで訴訟を起こされているが、所属事務所の発表によると、先月２８日に東京地裁で敗訴した同区内の個人事務所名義のマンションの家賃滞納および明け渡しとも合わせ、速やかに自主退去し家賃滞納を弁済する方向で、代理人弁護士間で協議に入っていることも明らかにした。
（紙面から）
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オセロ中島「迷惑掛けてごめんね」家族、世間に謝った （スポーツニッポン）
http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2012/03/06/kiji/K20120306002768410.html
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「オセロ」中島知子（４０）の母親が５日、京都市内の実家で取材に応じ、中島が占い師とされる女性と同居していた都内のマンションから関係者により連れ出された後に「迷惑掛けてごめんね」と家族に謝ったことを明かした。娘とは前日４日、奪還成功後初めて都内のホテルで対面。心身ともに元気で、父親を含む家族３人で食事をした。中島は芸能界復帰の意思を示しているという。
母親は「（中島と）きのう（４日）、都内のホテルで会いました」と明言。「一昨年の秋以来で食事をしました。（父親を含む）家族３人でした。フランス料理で、普段の家族の会話や思い出話をしました」と久しぶりの一家団らんについて明かした。
中島は「迷惑を掛けてごめんね」などと家族に謝罪し、世間に向けても「皆さまにご迷惑をお掛けして申し訳ありませんでした」と話したという。
両親は昨年夏に人身保護請求を裁判所に申請し、中島を入院させて同居女性と離れるよう説得したが、罵詈（ばり）雑言を浴びせられた。それだけに、マインドコントロールからの解放に期待を持てる謝罪の言葉に、母親も心底喜んでいる様子だった。
自宅マンションに同居女性と引きこもり、安否さえ分からなかった中島の体調や精神状態を聞かれると「心身ともに元気です」とホッとした様子で説明。外部との連絡を遮断していた中島が一連の騒動を把握していたかという質問には、首を何度も横に振った。娘の人生を狂わせた同居女性については「裁いてほしい。みんなのためにも、人を惑わせないためにも」と怒りをあらわにした。
両親は娘奪還に悲壮な決意を固め、弁護士や所属事務所などの関係者らとともに奪還計画を進めてきた。「強制執行で娘が引きずり出される姿だけは見たくない」などの思いから、家賃をめぐる民事訴訟の判決があった先月２８日に父親が上京。現場マンションにこそ出向かなかったものの、意向を受けた関係者が計画を実行し、奪還に成功した。
ただ、娘を取り戻すための家族の戦いは始まったばかりだ。母親は中島の今後について「心理カウンセラーに見てもらう」とし、実家に戻ることを否定。父親の知人によると、ホテル室内では父親や関係者らが、中島が置かれている状況を丁寧に説明しているという。両親には昨夏に一度は中島を奪還しながら、入院中に携帯電話で同居女性と連絡を取らせてしまい、退院後に再び女性の元に戻ってしまった苦い経験がある。その時の失敗を踏まえ、携帯電話で同居女性と容易に連絡が取れないよう対処するなど環境づくりも進めていく考えだ。
中島に芸能界復帰への意思があるかどうか聞かれると、母親は「はい、そうです」と言い切った。どんなに長い年月をかけても、芸能界の第一線を歩んでいた娘の元の姿を取り戻す覚悟だ。
◆“中島騒動”の経過
▼０９年ごろ 占い師とされる女性と同居を始める
▼１１年４月 松竹芸能が無期限休養を発表
▼７月 個人事務所マンションの家賃を滞納し始める。両親が裁判所に人身保護請求を求め、一時入院するも、自宅に戻る
▼９月 事務所マンションの契約終了
▼１０月１５日 明け渡し約束を１９日に延期
▼同１９日 「警察から引っ越さないように言われた」と明け渡しを拒否
▼１２月１日 不動産管理会社が滞納家賃と立ち退きなどを求め提訴
▼１２年２月１０日 自宅マンションの家主である本木雅弘夫妻が立ち退きなどを求め提訴
▼同１４日 事務所マンションの第１回口頭弁論が開かれるも、中島側は欠席
▼同２８日 事務所マンションについて、明け渡しと滞納家賃などの支払いを命じる判決。事務所関係者らによる“奪還”に成功、都内ホテルに滞在
▼３月４日 相方の松嶋尚美が奪還を認める
▼同５日 事務所が一連の騒動の経過を報告
[ 2012年3月6日 06:00 ]
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